福井労働局が発表した県内の3月の雇用失業情勢によりますと、北陸新幹線の県内開業で、宿泊業の求人数が前の年より1割増えていることが分かりました。
 
福井労働局によりますと、3月の有効求人倍率は1.95倍と、72カ月連続全国トップで、前月から0.05ポイント上昇しました。
 
業種別にみると、宿泊業の求人数が去年の同月と比べて10.6%増加しました。温泉旅館やホテルなどで4カ月連続で増えていて、北陸新幹線の開業効果とみられます。
 
福井労働局は、県内の雇用失業情勢について、「求人が求職を大幅に上回って推移しているものの物価上昇などが雇用に与える影響に注意が必要」としています。

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