先月30日の東京株式市場は、ほぼ全面高の展開となり、日経平均株価は一時、600円以上値上がり。終値は3万8000円台を回復しました。
企業の好決算が相次いだことに加え、政府・日銀が、行き過ぎた「悪い円安」は介入によって阻止する姿勢を見せたと投資家が受け止めたことも、影響したようです。
ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏
「日本の政府がおそらく為替介入をして、きょう(30日)はほぼ終日1ドル156円近辺で、割と落ち着いた動きをしていたので、安心感につながったんだと思います」
ただし、今後も神経質な展開が続くとみられます。
井出氏
「アメリカのFOMCとか雇用統計も出てきますので、まだ積極的に買いにいこうという展開にはなりづらいと思います。様子見姿勢、もしくはやや警戒感が高い状況が続くと思いますので、3万8000円前後での一進一退という展開を想定しています」
(「グッド!モーニング」2024年5月1日放送分より)
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