岡山空港の2023年度の利用者の数がまとまりました。その数は約130万人に上り、コロナ禍直前の2019年度と比べて90%近くまで回復しています。
空港を管理する岡山県によりますと、2023年度の利用者は約128万6400人で、2019年度と比べて85.5%まで回復しました。
23年5月に新型コロナの法律上の分類が5類に引き下げられてから回復が鮮明になっていて、東京、沖縄、札幌の国内定期線は約114万4600人と92%まで回復しました。
また4つある国際定期線も台北に続き上海、ソウルの3路線が再開し、約13万9000人が利用しました。一方、香港線は再開しておらず、国際定期線全体では、54.3%の回復にとどまっています。
県の航空企画推進課では、「外国人観光客の取り込みに向け、国際線の全線復活を働きかけると共に、空港需要を高めるプロモーションに力を入れたい」としています。
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