紀伊半島大水害で犠牲になった男性の愛車が、10年以上の時を経て復活し、和歌山県那智勝浦町でセレモニーが行われました。

29日、お披露目されたのは、三菱自動車の「ギャランGTO」です。

この車は2011年9月4日に起きた紀伊半島大水害の犠牲者の一人、中平幸喜さん(当時45)の愛車です。

被災当初は水没し、走行不能となりましたが、遺族らが修理を行い、10年以上の時を経て復活し、29日にセレモニーが行われました。

【幸喜さんの兄 中平敦さん】「正直ホッとしました。何しろボロボロやった車ですから。むちゃくちゃ喜んでると思います」

車は、幸喜さんの息子、史都さんに引き継がれる予定だということです。

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