JR山口線の人気列車「SLやまぐち」号の試運転が4月26日に行われました。

山口市と山陰の小京都とも呼ばれる島根県の津和野町を結ぶ「SLやまぐち」号は、機関車の不調で運休が続いていましたが、ゴールデンウィークに合わせて実に2年ぶりに運行を再開することになり、地元の期待が高まっています。

◆津和野町観光協会 福田聖馬さん
「2年ぶりに帰ってくるということで、期待度は結構高いですね。お客様からの問い合わせも結構あったが、『修理中』という返答しかできなかった。やっぱりSLもあっての津和野町だなと個人的には感じています」

運行再開を待ちわびてきたのは、地元だけではありません。

事前に公表されていない試運転にもかかわらず、沿線にはカメラを構える多くのファンの姿が。

有給休暇をとって大分から来たという衛藤拓史さんは、蒸気機関車の最大の魅力は、気温や湿度・風向きなど気象条件によって変わる「煙」だと言います。

◆衛藤拓史さん
「一期一会と言いますか、本当にその日の煙、二度と撮れないような煙の形もある。そういったところが醍醐味というか、何回も撮影に通いたくなる魅力」

多くの人が待ちわびてきた人気の列車「SLやまぐち」号。

いよいよ5月3日から2年ぶりの運行が始まります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。