カラフルな色とおいしさで贈答用に人気のヒオウギ貝の出荷が、愛媛県愛南町で2日から始まっています。

箱詰めされているのは、紫や朱色、オレンジ色などカラフルな貝。愛南漁協御荘支所管内では真珠母貝の生産の副業として、約40軒がヒオウギ貝を養殖。このうち内海地区のヒオウギ部会のメンバーが20年以上前から贈答用として出荷しています。

初日は引き揚げたばかりのヒオウギ貝を持ち寄って箱詰めし、全国各地に向けて出荷していました。

ヒオウギ貝は杉の葉を海中に浸けたり、真珠母貝にくっ付いたりしていた幼い貝を採取し、真珠筏で1年半かけて8.5センチ以上のサイズにまで成長させています。今年は幼い貝が少なかったため生産量は3割ほど少ないものの、大きさは例年並みになっているということです。

ヒオウギ部会・代表小林哲代表:
「フタを開けた途端に『うわぁ~キレイ』って言って感激してもらうような。それが目標で一生懸命1個ずつ手作業で磨いています」

ヒオウギ貝の贈答用の予約は、12月25日まで受け付けているということです。

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