日本の駅弁文化を海外にも広めようと、老舗の駅弁店3社が共同プロジェクトを立ち上げました。
秋田の「花善」など老舗の駅弁店3社は来年2月、プロジェクトの第1弾としてスイスのチューリッヒ中央駅に期間限定で駅弁の店を出します。
フランスやドイツ、イタリアなどと隣接する交通の要所でのテスト販売で、ご飯は炊いたものを冷凍で輸出し、その他の食材は現地で調達・調理するとしています。
また、現地での嗜好(しこう)を踏まえ、動物性の食材を使わない「ベジ寿司弁当」やスイス産の牛を使った「牛めし」なども販売します。
政府は食品の輸出を強化していますが、販路の開拓などを含め、現地で根付かせられるかも重視しています。
今回の出店は、その一例となるか注目されています。
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