愛媛県内の大学や高校などを来年春に卒業する予定者の就職内定率は10月末時点、高校と短大で去年の同じ時期よりUPし、特に大学では過去10年で最高になりました。この一方で県内企業の就職内定率は高専と大学で前の年の同じ時期を下回っています。

愛媛労働局の11月29日の発表によりますと、県内の来年3月に卒業する予定者の就職内定率は10月末時点、高校で81.8%になり去年の同じ時期を2.7ポイント上回りました。高専は96.7%で0.6ポイント低下。短大は38.5%で8.0ポイント増加。大学は過去10年で最も高い71.0%になり、去年の同じ時期より1.9ポイント上回りました。

高校から大学までの就職内定率は、来年3月に向けて例年と同じレベルになると見られています。

この一方で県内の企業の就職内定率は、高専が12.1%で去年の同じ時期より10.0ポイント低下。大学が34.1%で7.1ポイント下回っています。

県内企業への就職内定率はおととしから下がっている傾向にあり、要因として大規模な事業所を目指す学生が増えているほか、加計学園の獣医学部でほとんどが県外で就職しているためなどと分析しています。

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