東北電力の樋口康二郎社長は28日午後3時からの定例会見で、先月再稼働した女川原発2号機について「現時点では12月26日ごろに営業運転を開始できる見込み」と明らかにしました。
女川原発2号機は10月29日に東日本大震災以降、13年8カ月ぶりに再稼働し、11月15日に発電と送電についても再開していました。
現在の進捗状況について樋口社長は「11月24日に原子炉を中間停止し、現在、設備や機器の確認などを慎重に進めている。その確認が終わり次第、来週にも原子炉を改めて起動する」と説明し、「引き続き安全確保を最優先に、一つ一つのプロセスにしっかりと対応するとともに、地域の皆様に当社の取り組みを丁寧にお伝えしながら、営業運転開始に向けて着実に取り組む」と述べました。
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