岡山市東区の土木工事業「ゼウス」が11月13日に岡山地方裁判所から、破産手続きの開始決定を受けたことが、民間の信用調査会社の調べでわかりました。

帝国データバンクによりますと「ゼウス」は、2000年創業の土木工事業者で、住宅用分譲地の造成工事のほか、新築住宅の外構工事などを手がけ、2019年9月期には年間売上高約7100万円を計上していました。

しかし、その後は新型コロナウイルス感染拡大に伴う、受注減に加え、資材価格高騰で住宅の新規需要が低迷し、業況が落ち込んでいました。さらに新型コロナ関連融資の返済開始で資金繰りがさらに悪化し、事業継続を断念したということです。

負債は約5800万円ということです。

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