公共交通や輸送トラックなどの運転手不足を解決するため2023年夏から大規模な採用プロジェクトに取り組む岡山市の両備グループは、これからの1年間でさらに200人の採用を目指すと発表しました。
(両備グループトランスポーテーション&トラベル部門 大上真司副部門長)
「運輸交通サービスの基盤を作っていくため、プロドライバーの採用は継続していく。200人採用をさらに進める」
両備グループは2023年6月から行ってきたドライバーの採用活動で、目標の200人を上回る216人の採用を達成しました。
しかし現在、グループが抱えるドライバー1737人のうち、50代以上が65%、女性は4%のみと、今後の事業継続に向けた課題も見つかり、11月からの1年間で新たに200人の採用を目指すということです。
具体策として、家族が無料でバスや路面電車を利用できる家族乗車証の支給や、タクシーの経験者向けに短時間勤務の制度を2025年から新たに設けます。
(両備グループトランスポーテーション&トラベル部門 大上真司副部門長)
「年齢・性別を問わず、プロドライバーの仕事を選んでもらえるよう採用活動する」
両備グループはこうした採用活動を通して中長期的にはドライバーの人員構成を、40代以下が65%に、女性の比率を2割まで引き上げたい考えです。
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