11月7日に三豊市の養鶏場で発生した病原性の高い鳥インフルエンザに伴い、半径10キロ以内の養鶏場に取られていたニワトリやタマゴの搬出を制限する措置が24日に解除されました。

香川県によりますと、発生した場所から半径10キロ以内の養鶏場で、新たにウイルスの検査を行ったところ、陰性が確認されたということです。これに伴い、防疫措置の一環としてエリア内の90ヵ所で取られていた搬出制限が24日午前0時で解除されました。一方、半径3キロ以内の11ヵ所での移動制限は続けられますが、新たな発生がなければその移動制限も12月4日午前0時に解除されます。

岡山・香川では今シーズン初めての発生で、今回、約7万1000羽が殺処分されました。全国では三豊市を含めてすでに10の発生があり、殺処分は約121万1000羽に上っていて鶏肉やタマゴの流通に懸念が広がっています。

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