3日ぶりに反発した22日の日経平均株価。終値は前の日と比べて257円高い、3万8283円でした。
ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏
「日米とも選挙が終わり、日本企業の中間決算の発表も一巡して、ちょっとマーケットとしては動きづらい環境なんですけれども、今週も重要な経済指標の発表を控えています」
専門家が今週注目しているのが、アメリカの政策金利を決定するFOMC(連邦公開市場委員会)の議事録の公開と、PCE(アメリカの個人消費支出の価格指数)の発表です。
井出氏
「もし物価が上昇していれば、FRB(連邦準備制度理事会)の利下げペースがより鈍化する可能性がありますので、結果的に為替市場にも影響を及ぼす可能性があります。(利下げが鈍化し)円安に動くことがあれば、日本株にはポジティブでしょうし、逆に円高に動けば、日本株にはマイナスに影響する」
(「グッド!モーニング」2024年11月25日放送分より)
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