佐賀県沖の有明海で秋芽網ノリの摘み取りが始まっています。今シーズンは、暑さの影響でノリによって成長に差があるものの栄養塩は豊富で生育は順調だということです。
【鈴木悠斗】
「午後10時前の有明海です。日本一奪還へ、今シーズンの本格的なノリの摘み取りが行われています」
早い漁場では、11月16日から始まった秋芽網ノリの摘み取り。
約1ヶ月前に種付けが行われたものです。
20日夜、佐賀市川副町の戸ヶ里漁港から約7キロ離れた漁場では、15センチから20センチに成長したノリが摘み取られていました。
県有明海漁協によりますと、今シーズンは、種付け時期の水温が高くノリの成長に差が出ていますが、栄養塩が豊富であることから順調に生育しているということです。
【県有明海漁協広江支所・糸山大貴さん】
「採苗日の水温が高くて種付けに苦労したんですが、生産につながって良かった。日本一きっといけると思っています」
今シーズンのノリの初入札は11月28日に予定されています。
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