現在、廃炉作業が進められている福井県敦賀市の原子炉「ふげん」の内部が公開されました。
敦賀市にある「新型転換炉原型炉ふげん」は核燃料サイクルの技術開発の一翼を担いましたが、2003年に運転を終了。現在は廃炉作業が進められていて、日本原子力研究開発機構は11月20日、原子炉建屋やタービン建屋の内部を報道陣に公開しました。
解体・除染された部品がタービン建屋に保管されている様子や、原子炉周辺設備の解体や撤去の状況が示されました。原子炉本体は、放射性物質の漏えいを防ぐために水を張ったプールの中で解体することが決まっていて、そのプールの設置場所も公開されました。
日本原子力研究開発機構は2040年度の廃炉完了を目指しています。
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