損害保険大手3社が中間決算を発表し、いずれも過去最高益となりました。持ち合いの解消を進める政策保有株の売却による利益が大幅に押し上げました。
東京海上HD、SOMPOHD、MS&ADHDの売り上げ高にあたる正味収入保険料はそれぞれ2兆6979億円(+10.1%)、2兆2615億円(+8.3%)、2兆5395億円(+11.9%)で、いずれも過去最高でした。
また、最終のもうけを示す純利益も3社そろって過去最高で、去年より大幅に上昇しました。(東京海上HD:6885億円+235.8%、SOMPOHD:2622億円+99.4%、MS&ADHD:4589億円+424.5%)
自然災害が去年より少なく保険金の支払いが減少したほか、適正な競争を歪める一因とも指摘されている政策保有株の売却を進めた結果、純利益が大幅に増加しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。