寒い季節に食べたい、カキたっぷりの名物鍋がピンチに。
■仙台名物“あの鍋”がピンチ!
今が旬の「鍋」。一面に敷き詰められたのは、宮城県産の新鮮なカキにタラの白子、そしてあん肝。「痛風になってでも食べたい」名物料理「痛風鍋」です。
8年前に常連客の希望で誕生した、この鍋を求めて全国からたくさんの客が訪れます。
埼玉から来た人
「ネットで見てすごく豪華。白子もおいしいがカキもおいしい。ぜいたくですよね」
「カキとか臭みが強いものが苦手。全然臭みがなくてプリッと食べられたので、おいしい」
食べた人を笑顔にする「痛風鍋」。多い時で月1000食以上、提供される人気メニューですが、今、ピンチを迎えています。
斎太郎 本郷修司店長
「(値段が以前より)1000円以上、上がっている。キロ単位で。なかなかしんどい」
今年は海水温が高かったことから料理に欠かせないカキの生育が遅れ、出荷が1カ月延期に。値段も1割ほど高くなっているといいます。
本郷修司店長
「ここ何年かでダンダンと上がっている。(値段の)上がり幅が急激。もうそろそろ止まってくれという感じ」
材料の値上がりはカキだけではなく、ネギやハクサイなどの野菜にも及んでいて、店ではやむなく1人前200円の値上げに踏み切りました。
本郷修司店長
「本当は(値段を)上げたくないが、上げないと全然利益が出ないので。これ以上、上げないくらいで落ち着いてもらうのが一番」
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