年末商戦を前に、今年のヒット商品や消費トレンドが発表されました。キーワードは、「災害」と「物価高」です。

 月間3000万人が閲覧する商品比較サービス「マイベスト」は、年間7500以上の商品の品質を検証しランク付けしています。

 ランキング発表後アクセス数が急増した商品カテゴリーは、携帯用トイレや非常用食品など「防災グッズ」のセットでした。

 アクセス数は1月におよそ6倍、8月には9倍に跳ね上がりました。

 地震や台風など災害が相次いだことが影響したとみられます。

 また健康志向の高まりなどを背景に、「ランニングウォッチ」や「ノンアルコールビール」も大きく伸びました。

 一方、月刊誌「日経トレンディ」が選んだヒット商品1位は、1月から拡充されたNISA=少額投資非課税制度とその商品のひとつで「オルカン」と呼ばれる全世界型の株式投資信託でした。

 この他に2つのポイントが統合した「Vポイント」やスキマバイトの「メルカリハロ」など、物価高による生活防衛を意識したサービスが上位を占めています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。