中部国際空港は11月15日、2024年度の中間決算を発表し、インバウンドが好調なことから2年連続の黒字となりました。

 中部国際空港の2024年4月から9月までの売上高は、前年同時期を70億円あまり上回るおよそ260億円でした。純利益はおよそ32億円で、黒字に転換した23年から黒字幅を拡大しました。

 好調なインバウンド需要を背景にアジアやヨーロッパ方面で増便が進み、通期の純利益の予想をコロナ前の2019年度を上回る51億円に上方修正しました。

 日本からの海外旅行には物価高や円高が重荷となっていて、4月から9月までに国際線を利用した日本人はおよそ77万人と、コロナ前の半分以下に留まっています。

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