日産の大株主に旧村上ファンドの幹部も在籍するアクティビストが運営するファンドが新たに入ったことが今年4月から9月までの半期報告書で分かりました。

 日産が11日に公表した半期報告書の中で「サンテラ(ケイマン)リミテッドアズトラスティオブイーシーエムマスターファンド」が大株主に掲載されました。

 このファンドは9月30日時点で2.5%の株を保有していて、関係者によりますと、アクティビストで旧村上ファンドの幹部も在籍しているエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが運営しているということです。

 日産の株価は今月12日に一時、前の日と比べて20%以上、上昇していて、今後の企業統治改革に対する期待感から買われたとみられます。

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