7日の日経平均株価は、朝から上昇して始まり、上げ幅が一時400円を超えました。

 しかし、その後は高値から800円以上値を下げ、終値も99円安と3日ぶりに反落しました。

 前日にアメリカのダウ平均が1500ドル上げた流れから、日経平均は4万円を超えるとの期待もありましたが…。

ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏
「“トランプ祭り”がいったん終わったということだと思う。日経平均は1週間足らずで2000円ほど上昇したので、短期的な過熱感もあり、早めに利益を確定しておこうと売りが膨らんだ」

 今後は、トランプ氏が掲げる「減税の恒久化」や「輸入関税の引き上げ」など、政策の優先度や実現可能性を市場は探りに行くといいます。

井出氏
「(株価が)どっちに動くかはトランプさん次第。夜中にSNSで何をつぶやくか分からない人ですから。投資家としては、来たボールを丁寧に打ち返していくしかない」

(「グッド!モーニング」2024年11月8日放送分より)

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