待ちに待ったゴールデンウィークが27日からスタートします。今年は中日の3日間を休めば最大10連休。愛媛では地震の被害を受けた観光地で、観光客を迎える準備が整っています。大洲市の古民家を改装したホテルの26日の状況です。
古き良き街並みで伊予の小京都とも呼ばれる大洲。その歴史的建造物を利用した分散型のホテルが「NIPPONIA HOTEL大洲城下町」です。
大洲市では17日の地震で震度5弱を観測。このホテルも建物に被害が発生していました。
NIPPONIA HOTEL大洲城下町・佐野仁美さん:
「建物が古民家なので土壁でしたり、建物の内装に少し傷が入ってしまいました」
このホテルでは5部屋に10カ所ほどで被害を確認。国の登録有形文化財に指定されている1棟では、欄間の四隅や洗面台の壁にひびが入りました。また別の建物でも被害が…。
鈴木瑠梨キャスター:
「修復されて平らにはなっているんですが、色が変わってしまっていますね」
佐野さん:
「割れてしまって壁が少し浮いてしまっているような状態でした」
壁には亀裂が入り段差ができたため、地震発生の5日後にひび割れを埋める修復えをして予約の受け付けを再開しました。
佐野さん:
「この建物自体も、私たちがお預かりをさせていただいている建物になります。ここまでお客さまをお迎えできる状態になってよかった安心感がございます」
ホテルとして利用している建物はすべて耐震化されていて、このほかのひび割れなどはGW後に修復を予定しています。
ひとまずお客さんを迎え入れる準備が整ったホテル。「ゴールデンウィークの予約の状況は…。
佐野さん:
「最近も少しずつ予約が増えている状態でして、特に5月3日、4日、5日はほぼ満室の状態です」
大洲市は去年3月オランダのNPO法人が選ぶ世界の持続可能な観光地の「文化・伝統保全」部門で世界一に。特にインバウンドが増えていると言います。この日も観光を楽しむ外国人の姿が見られました
アメリカの観光客:
「美しいよ。大洲城の中を歩いたんだけど素敵だったよ。(街並みは)静かでいいね」
アメリカの観光客:
「本物で素晴らしくて新しいものがない。すべてが本物」
震度5弱の地震で被害を受けるなか、大洲の観光施設はGWに向けて着々と準備を進めています。
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