電波を活用した新しい人工衛星についての国際会議が6日から嬉野市で始まり、NASAを始めとする宇宙開発の最前線に立つ技術者などが世界中から集まっています。
6日から8日の3日間にわたり嬉野市で開かれるのは、アジア初開催となる“レーダ衛星”通称「SAR衛星」についての国際会議で、JAXAやNASAの宇宙開発の技術者など約70人が参加しています。
「SAR衛星」は従来の太陽光を必要とする衛星とは異なり、電波を活用する人工衛星で、夜間や悪天候でも地表などを観測できるとして、近年注目を集めています。
会議のはじめにはJAXAの瀧口太理事が基調講演を行い、「SAR衛星は大きな可能性を秘めている」などと話しました。
会議では、各国の宇宙機関が得たデータを共有するための取り決めなどについて議論を交わすいうことです。
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