消費者庁は「花粉を香りでガード」と広告した商品を販売したエステーに対して、合理的な根拠がないとして措置命令を出しました。

 消費者庁によりますと、エステーは「MoriLabo花粉バリアスティック」や「MoriLaboナイトケア花粉バリアポット」など4つの商品に「花粉を香りでガード」と表示し、置くだけあるいはマスクに塗るだけで香りによって花粉をガードするかのような表示をしていました。

 消費者庁が根拠を示す資料を求めたところ、合理的なものは提出されなかったということです。

 消費者庁はエステーに対し、一般消費者への周知や再発防止策を講じるよう命じました。

 商品についてはすでに製造、販売を終了していて、エステーは「徹底して再発防止に取り組む」とコメントしています。

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