アメリカのイエレン財務長官は25日、ロイター通信のインタビューで他の国による為替介入について、「まれな状況でのみ受け入れられる」と述べ、慎重な姿勢を示した。
イエレン長官はインタビューの中で「すべての主要国に期待することは、為替レートは市場で決定されることであり、G7の取り決めでもある」と述べた。
そのうえで「市場の混乱や過度の変動に対処するため、為替市場への介入はまれな状況でしか行われない」と、慎重な姿勢を示すとともに「事前に協議されることが望ましい」との考えを示した。
一方、34年ぶりの安値をつけた円を支えるために日本政府・日銀が介入する可能性や円の適切な水準の見解についてはコメントを避けた。
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