ホンダは25日、カナダでEV(電気自動車)専用の完成車工場とEV用バッテリー工場を新設すると発表した。

2つの工場は、現在、カナダ・オンタリオ州で四輪車を製造する工場に隣接した場所での建設が予定されていて、完成車工場は2028年の稼働開始を目指すとしている。

また、バッテリーの主要な部品や材料についても内製化を進めるため、韓国の電池材料メーカー・ポスコフューチャーエムと旭化成のそれぞれと、合弁の新工場の立ち上げを検討しているという。

これらの投資額は、現時点で約150億カナダドル、日本円で約1.7兆円で、カナダ政府などからの補助金を受ける予定。

ホンダは、自社でEVの安定的な供給ができる体制を構築してコスト競争力を高め、2030年までに、EVとFCEV(燃料電池車)を全世界で年間200万台以上生産することを目指す。

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