もうすぐハロウィンです。旬を迎えている「カボチャ」のスイーツに今、大行列が。人気の訳は「野菜だから罪悪感がない」そうです。

 可愛い「ハロウィンカボチャ」のおかしが飾られているのは、甘いべっこう飴でコーティングした「坊ちゃんかぼちゃ」です。

 今が旬。手のひらサイズのミニカボチャの中にはチーズケーキがぎっしりと詰まっています。

客(20代)
「外がパリっとしていて、中がチーズケーキ。おいしい」

 大人気の絶品カボチャスイーツが味わえるのは東京・世田谷区にあるカボチャスイーツの専門店、その名も「カボチャ」。

カボチャ 店主 宮本雅代さん
「(カボチャは)夏野菜だが、8月に収穫して2、3カ月熟成させるとおいしくなる。ちょうど今がおいしい時期」

 熟成されたカボチャは今が旬。人気のスイーツは。

 ユニークなカボチャスイーツ約30種類が勢ぞろい。

 素揚げした温かいカボチャにキャラメルナッツをあえて、その上に冷たいバニラアイス、ホイップクリーム、キャラメルソースを掛けて乾燥させたカボチャの種をトッピング。最後にカリカリのカボチャチップスをそえて完成。

 温かさと冷たさ、両方を同時に感じられるほっくりとしたカボチャスイーツです。

 ハロウィンの時期には店内は常に満席で大盛況。

 20代の娘と一緒に来た50代の母親は…。

母(50代)
「インスタを(娘に)見せられておいしそうだねって」

「一緒に行ってみようかなって」
母(50代)
「野菜なんで罪悪感なしで食べた」

 一番人気のスイーツは「カボチャ焼きプリン」。カボチャのカスタードクリーム、カボチャのプリン、カボチャの果肉と、カボチャ尽くしの3つの味に舌鼓。一度食べたら、やみつきになる人が続出です。

 ハロウィンパーティーを彩る特大のカボチャグルメも登場しています。どこまでも伸びる濃厚チーズにホクホクのカボチャ。

 東京・新宿区のチーズ料理専門店で、お客さんが食べる前から楽しくなっちゃうのは今月からの限定メニュー「パンプキンシカゴピザ」です。

 シカゴピザの特徴は器のように深いピザ生地。そこにホワイトソースとカボチャのペースト、さらに、ゆでたカボチャをたっぷりと入れ…。

ミート&チーズ アークセカンド 原健太料理長
「だんだん硬くなってきている」

 カボチャペーストを混ぜたチーズを豪快に乗せます。オーブンで焼いたピザをバーナーであぶることで香ばしいチーズとカボチャの香りが漂います。

ミードアンドチーズ アークセカンド 眞子貴弘店長
「チーズからもカボチャの味がする。甘めのハチミツを掛けて食べると非常に合うピザ」

 甘じょっぱいスイーツのような、絶妙なハーモニーに至福の表情。

大学生(20)
「食欲の秋だからカボチャとチーズでボリューミーなピザを食べたい。うれしい」

 カボチャのピザはハロウィンだけでなく、年末まで味わえます。

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