大阪・大東市に本社を置く電機メーカー「船井電機」が破産手続き開始の決定を受けました。

「帝国データバンク」によると船井電機は、24日、東京地裁より破産手続き開始の決定を受けました。負債は3月末時点でおよそ460億円に上るということです。

船井電機は、「FUNAI」ブランドの液晶テレビなどを製造し北米など海外を中心に事業を展開していましたが中国勢との価格競争などで営業赤字が常態化していました。

役員交代が相次ぎ経営体制が混乱していたうえ、10月に入り親会社が買収した脱毛サロンのネット広告代金の未払いが発覚し信用不安が拡大していました。

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