今年度の上半期に東京23区で発売された新築マンションの平均価格が2年連続で1億円を超え、過去最高となりました。

 不動産経済研究所によりますと、今年4月から9月に東京23区で発売された新築マンション3242戸の平均価格は1億1051万円でした。

 1973年の調査開始以来、年度上半期で1億円を超えるのは去年の1億572万円に続く2回目で、過去最高を更新しました。

 東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県全体の平均価格も7953万円と、去年の7836万円を上回り、2年連続で過去最高でした。

 不動産経済研究所は「工事費の上昇などを受けて物件の供給エリアが好立地の場所などに絞られてきていることから価格が押し上げられた」と分析しています。

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