「これイイね! 笑顔はじける 県産品」をテーマに第48回沖縄の産業まつりが25~27日、那覇市の奥武山公園と県立武道館で開かれる。実行委員会は17日、那覇市内で記者会見し、古波津昇会長(県工業連合会会長)は「多くの県民に県産品を知って愛用してほしい。県外へのアピールにもつなげたい」と、過去最高だった昨年の来場者数31万人超えを目標に掲げた。出展団体・企業数は昨年の391社を超える見込み。

 新規事業では持続可能な観光を提案するエシカルトラベルや、沖縄の伝統文化の国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産登録に向けた取り組みの紹介などがある。

 県商工会連合会による「ありんくりん市」には、30市町村商工会から94ブース・110社が出展する。津波古透専務は「バラエティーに富んだ特産品を楽しんでほしい」と話した。9店舗が参加する県中小企業団体中央会の小橋川篤夫会長は「昨年以上の売り上げと商品PRになれば」と期待を寄せ、県酒造組合の佐久本学会長は「限定品が多く、年末の贈答用に購入してもいい」と呼びかけた。

 県物産公社の比嘉徹社長は「県外からバイヤーを招待する。BtoBの絶好のチャンス」と強調。みらいおきなわの宮里尚社長は「県優良県産品の表彰と販売に加え、県健康産業協議会のWOJ認証商品も取り扱う」と話した。(政経部・村井規儀)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。