今年上半期の貿易収支は7期連続の赤字でした。AI(人工知能)の利用拡大などを背景に、コンピューター関連の輸入が大幅に増え、赤字幅は14%以上拡大しました。
財務省が発表した貿易統計速報によりますと、輸出から輸入を差し引いた上半期の貿易収支は3兆1067億円の赤字でした。
設備投資が旺盛(おうせい)な中国向けの半導体関連などの輸出が伸びたことで、輸出額は53兆5504億円と半期として過去最大となりました。
一方、輸入はアメリカからの高額なコンピューター類などが全体を押し上げ、輸入額は3期ぶりの増加となり、56兆6571億円でした。
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