10月17日の「沖縄そばの日」を盛り上げようと、沖縄生麺協同組合(伊波興健理事長)の「沖縄そばの日フェスタ2024」が16日から2日間の日程で那覇市の那覇中央郵便局で始まった。県内17製麺所の袋麺を自由に選び、だしや具材も付く沖縄そば6食分セット(送料込み2千円)を買い求める長い列ができる盛況ぶり。17日も午前11時から開催。セットは数量限定で売り切れ次第終了する。

 那覇市の岸東美さん(60)は県外に住むおば2人に、宮古や八重山などの麺を組み合わせて送った。「製麺所ごとの違いに加え、だしの違いも飽きない理由」と魅力を話した。

 会場では特許かん水を使用し、炙り三枚肉をのせた沖縄そば(800円)を販売。兵庫県から姉妹で観光で訪れた知念美奈子さん(65)と西本美仁子さん(62)は「三枚肉は食べ応えあり。麺もだしもおいしかった」と笑顔で完食した。

 同組合の創立50周年記念切手も販売。沖縄そばの日は1978年10月17日、公正取引委員会が正式に「沖縄そば」の呼称を認定した記念日に由来する。(政経部・村井規儀)

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