秋田県南部の高校生が運営する横手市のJR横手駅にあるジェラート店が、地域の活性化に貢献した個人や団体を表彰するコンテストで優秀賞を受賞し、生徒が24日、横手市長に取り組みを報告した。
横手市役所を訪れたのは、横手高校の生徒など6人。
横手高校や大曲農業高校など県南部の5つの高校の生徒たちは、2023年夏、JR横手駅にジェラート店「Stella(ステラ)」をオープンさせた。
店は、駅の空きスペースに設けられていて、生徒たちが地元の野菜や果物を使ったジェラートを企画し販売している。
この取り組みが、JR東日本が地域の活性化に貢献した個人や団体を表彰するコンテストで優秀賞に選ばれた。高校生の力が地域の活性化や定着などにつながっていることが評価された。
24日は、店のリーダーで横手高校の菊地佑朔さんが、横手市の高橋大市長に受賞とこれまでの取り組みを報告した。
菊地さんは「横手について多く知れたり、思ったより横手は面白いと感じられて、新鮮な経験だった」と話し、市長にジェラートを振る舞った。
高橋市長は「おいしい」と太鼓判を押した。
店は今後、商品を地元の飲食店に卸すことやふるさと納税の返礼品にすることなどを目指している。
横手高校2年・菊地佑朔さん:
「毎日、自分たちが考えて実行してきたので、とてもうれしかった。本当に賞を取れたんだという驚きが大きかった」
高校生の力がさらなる広がりを見せるか、注目だ。
※高橋大市長の「高」は「はしご高」
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