鹿児島県霧島市で行われたのは小中学生によるロボットコンテストです。
霧島市に鹿児島高専や第一工科大学がある縁で初めて行われた姶良・伊佐地区のコンテストは、全国大会の予選を兼ねて行われました。
会場の霧島自然ふれあいセンターに集まった42組の小中学生が、自家製ロボットの性能やアイデアを競いました。
このうち中学生の部の「送電線復旧プロジェクト」と題された競技は、切れた送電線に見立てたロープをロボットの先端を使って外し、そこに新しいロープをかけるというもの。
決勝戦では、対戦した両者がロボットを巧みに操作し、それぞれが一本ずつ白い送電線の復旧に成功します。
最後は鹿児島県姶良市にある帖佐中学校2年の三宅康士郎さんが、切れた赤い送電線を相手よりも一つ多く外すのに成功し、優勝しました。
中学生の部 優勝 帖佐中学校2年・三宅康士郎さん
「あとから相手(チーム)が追いついてきて結構あせりました。細かく動いて精密な操作ができたところが良かった」
準優勝のチーム
「くやしいです。輪っかを取る角度が強すぎて、アームがひっかかってなかなか取れなくて…」
14日行われたロボットコンテストの各部門の上位2チームは、2024年12月に和歌山県で行われる全国大会に出場するということです。
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