大手機械メーカー・IHIの子会社IHI原動機の新潟内燃機工場などが船舶用のエンジンなどの出荷時にデータを不適切に改ざんしていた問題で25日、国交省による立ち入り検査が行われています。
【飛田厚史アナウンサー】
「データ改ざんを受けて国交省の職員がIHI原動機の立ち入り検査を行います」
立ち入り検査はIHI原動機新潟内燃機工場などで船舶用のエンジンなどの出荷時に顧客に提出する「燃料消費率」について実際の試運転で測定されたものと異なる数値を記録していたことが公表されたことを受け、実施されました。
不正が1980年代後半から続いていたとする関係者の証言もあることから親会社のIHIは今後、特別調査委員会を設置し不正の全容解明・再発防止策を検討する方針です。
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