関東一の米どころで始まった米づくしの「コメまつり」。価格高騰にもかかわらず、食べ放題に担ぎ放題。

■コシヒカリ食べ放題「コメ祭り」

 コシヒカリの新米を使ったご飯。艶、コシ、粘り、“おいしい”があふれています。

 そのご飯を埋め尽くすようにカツオにキハダマグロ、甘えび、イクラなどの海鮮がぜいたくに乗った「いなほ豊穣丼」に…。

 サツマイモやヒラタケなど、秋の味覚とイカやホタテなど、海鮮がコラボしたかき揚げがご飯の上に大胆に盛り付けられた「秋の味覚!海鮮かき揚げ丼」。

 これら丼ぶり物か定食を注文すると、コシヒカリのご飯が食べ放題。ご飯をおかわりする男性、何杯いけるのでしょうか。

30代家族連れ
「(Q.まだまだ行ける?)いや、もう無理ですね」
「(Q.これで終わり?)はい、終わりです。大盛り2杯目っすよ」

 こちらは、米が高騰するなかでの食べ放題に…。

20代家族連れ
「感謝して食べないといけないですね。おいしかったですよ。うちは最近、古い米なんで」
「水分が多いと思います。みずみずしい感じがします。古米よりも」

 “関東一の米どころ”として知られる茨城県で、11日から始まったイベント「大大大お米祭り」。

 特に12日からの3連休は注目企画が目白押しです。米俵を担ぎ上げた分だけ持ち帰れる「米俵担ぎ上げチャレンジ」。

 発泡スチロール入りの米俵、一俵につき500グラムの米がもらえます。ディレクターは6俵持てたので、3キロのコシヒカリを参加費1000円でお得にゲットです。

 両手で米をすくえた分だけもらえる「お米掬い放題」は、300円で384グラムをすくえてかなりお得です。

 このイベントの開催は、2カ月前に決めたといいます。米不足が問題になっていたころです。

道の駅常総 須田裕次郎駅長
「(Q.どうして実施できた?)茨城県は米の産地でもありますので、茨城県の米の良さをより多くのお客様に知っていただきたい。そういう思いで実施した」

 日頃の感謝の意味を込めて、利益を度外視してイベント開催したといいます。担当者は米が不足し、高騰している今年だからこそ去年より企画を増やし、訪れた人を喜ばせたいと話しています。

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