東海道新幹線と「味ぽん」が、ともに生誕60周年となることを記念して、引退が決まっている「ドクターイエロー」に乗車できるイベントが開催されます。

車内には「味ぽん仕様」の特別装飾が施されるということです。

■「東海道新幹線」の開業 「味ぽん」の誕生 ともに1964年

JR東海とミツカンは、60年前に「味ぽん」の販売が始まった11月10日に「ドクターイエロー味ぽん号」の運行イベントを開催すると発表しました。

参加できるのは、あわせて50人です。

・2人10組(18歳以上1人と小学生以下の子ども1人)

・3人10組(18歳以上1人と小学生以下の子ども1人以上)※0~6歳も人数に含む

■時刻表の公表なし「幸せの黄色い新幹線」

「幸せの黄色い新幹線」と呼ばれる「ドクターイエロー」は、客を乗せて走る新幹線とほぼ同じ『最高時速270キロ』で走りながら、レールや架線の点検作業を行う車両です。

10日に1度の割合で運行され、時刻表の公表もなく走る姿を見られるのは貴重で、走る姿を見ると幸せになると言われ、親しまれてきました。

■「ドクターイエロー」はまもなく引退

JR東海の「ドクターイエロー」は老朽化のため来年1月に、JR西日本の車両は2027年以降を目途に運行を終えて引退することが決まっていて、今後の検査は営業用の車両N700Sに導入される検測機能によって行われる予定です。

■「観測ドーム」体験可能

まもなく見納めとなる「ドクターイエロー」には、普段乗車することができませんが、今回のイベントでは走行中に架線やパンタグラフの様子を観測するための装置「観測ドーム」に着席して、実際の点検作業を体験できるということです。

■味ぽん×新幹線コラボ弁当提供

さらに「味ぽん仕様」のオリジナル装飾が施された車内の撮影や、味ぽんと新幹線のコラボ弁当も提供されます。

■「未来を創る子どもたちと記憶に残るイベントを」

JR東海は「11月10日は味ぽんの誕生日です。味ぽんの日に走るドクターイエロー。
これからの未来を創る子どもたちの記憶に残る素敵なイベントにしたいと思っています。ぜひ奮ってご応募ください」とコメントしています。

■「味ぽん」Xで応募受付

イベントへの参加応募は、10月20日まで「味ぽん」の公式Xで受け付けています。

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