農林水産省は今年の米の収穫量の予想が6年ぶりに前の年を上回る見込みであると発表しました。

 農水省によりますと、9月25日時点の主食用米の収穫量は1000平方メートルあたり683万3000トンの見込みだということです。

 去年産に比べて22万3000トンの増加です。

 多くの地域で天候に恵まれ収穫量が平年並み以上と見込まれること、作付面積が増えたことが主な要因です。

 収穫量の良し悪しを示す作況指数は全国で見ると「やや良」となりました。

 この時期は例年、全体の収穫量の5割から6割程度が収穫されていて、このまま順調に収穫が進んで年間で「やや良」となれば2016年産以来、8年ぶりとなります。

 来年の端境期の需給について農水省の担当者は、収穫量が去年よりも増えていることから「今年よりも緩和方向に向いている」としています。

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