ユニクロなどを展開するファーストリテイリングは1年間の売上高が初めて3兆円を超えたと発表しました。

柳井正会長兼社長
「現時点では真のグローバルプレーヤーを目指す競争にやっと出場資格を得た段階に過ぎないが、今からもっと力を付け、世界に出る」

 ファーストリテイリングの今年8月まで1年間の売上高は前の年と比べて12.2%増え、3兆1038億円でした。

 売上高が3兆円を超えるのは初めてです。

 また、本業のもうけを示す営業利益も初めて5000億円を超えました。

 海外事業が好調なほか、海外への出店を加速させたことでユニクロの知名度が拡大し、日本国内でも下半期は訪日外国人の売り上げ比率がおよそ1割まで伸びたということです。

 売上高を世界的なアパレル企業と比べると、「ZARA」を展開するインディテックス、「H&M」のヘネス・アンド・マウリッツに次ぐ第3位となっています。

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