サケとイクラ高騰で、あの名物弁当が危機。サケが安くなるのは、いつなのでしょう。
■はらこめし“危機”サケいつ安く?
サケの切り身とイクラがふんだんに盛り付けられた今が旬の「はらこめし」。サケの煮汁がじっくりしみ込んだ「ごはん」と一緒にほおばれば、“至福の味”を堪能できます。
来店客
「はらこめしのおいしい味がここに詰まっている。めっちゃおいしい」
「見た目も華やかで味もちょうど良くておいしい」
「初めてです。おいしいです。『はらこめし』ならココ」
和風レストラン田園では8月末からはらこめしの販売を始め、多い日で一日500食から600食提供。
店でも評判のこの“絶品の味”が“名物弁当”としても売られています。しかし、全国的に続く「サケの不漁」が店に影響を及ぼしていました。
和風レストラン田園 菅野武貴社長
「以前は12月半ばから後半くらいまで提供できていたが、水揚げがないので2年前くらいから11月いっぱいまででやっている」
店では今年300円ほど値上げせざるを得なくなりました。
サケの不漁に加え、コメの価格高騰による懸念も…。
和風レストラン田園 菅野武貴社長
「今年の新米からかなり(価格が)上がってくる予想。今シーズンはこの値段でやっていくしかないので、来年も米の値段がそのまままた上がるとはらこめしの値段も上げざるを得なくなってくる」
サケの不漁は、いつごろに回復するのか。専門家は現在、サケの資源量が少ない時期に入っていて、今後10年ほどかけて戻ることが予想されるとしています。
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