日本銀行は25日と26日の2日間、金融政策決定会合を行います。記録的な円安や物価高が続くなか、追加の利上げについてどのように判断するのか注目されています。
日銀は先月、マイナス金利の解除などを決め、17年ぶりの利上げに踏み切りました。
しかし、引き続き緩和的な金融環境を継続するとしていることから、アメリカとの金利差は当面縮まらないとして、為替市場では記録的な円安水準が続いています。
この円安の影響で物価がさらに押し上げられる可能性もあるなか、植田総裁は先週のアメリカでの講演などで物価が目標とする2%に向けて上昇していけば、追加で利上げするとの考えを繰り返し示しています。
日銀が金融政策決定会合で追加の利上げについてどのように判断するのか注目されます。
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