追加の利上げについて、大手生命保険各社は今年7月以降になるのではないかとの見方を示しました。
日本生命 都築彰執行役員
「(賃金と物価上昇の)循環がうまくいくということであれば年度内、年後半ぐらいには追加の利上げがあるんじゃないかなというのをメインシナリオとしております。10月から12月くらいまでのイメージと思っていただければ」
住友生命 増田光男運用企画部長
「今年の10月に利上げを行って、それ以降についても利上げはあり得ると考えている」
明治安田生命 北村乾一郎運用企画部長
「年内においても利上げの回数につきましては1回程度、来年も1〜2回程度と考えている。場合によっては7月の(追加利上げの)可能性もあるかというふうに思います」
さらに、第一生命は、7月から10月にかけて1回の追加利上げがあると見込んでいます。
また、政策金利の誘導目標について各社は、現在より0.15ポイント高い0.25%になるだろうとの見方を示しています。
大手生命保険各社は長期の国債を主な運用先としていて、日銀がどのタイミングで追加の利上げを行うのか注目しています。
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