介護の基本的な知識や技術を身に付ける研修会が、秋田市で開かれている。

研修会は、秋田県内で在宅介護サービスなどを展開する秋田市の「虹の街」が初めて開いた。

介護業界では「人材の確保」が課題で、1人でも多くの人に気軽に参加してもらい、介護の仕事を知るきっかけにしてもらおうと受講料は無料だ。

今回は、秋田市、北秋田市、能代市から介護の仕事を志す5人が参加し、初日の4日は今後の学習の流れなどが説明された。

受講者の1人は「能代市に住んでいるので2時間近くかかるが、毎日頑張って通いたい。最終的には介護福祉士の資格を取りたい」と意気込む。

虹の街事業本部の田原諒さんは「受講生に介護を知る良いきっかけになったと思ってもらい、周りの人たちに介護業界の魅力を発信してもらえればありがたい」と話している。

研修は4日から15日間で、受講者は介護業界で働くために必要な「介護職員初任者研修」の資格取得を目指す。

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