(ブルームバーグ):ドイツの保険会社アリアンツのオリバー・べーテ最高経営責任者(CEO)は、投資家がアクティブ債券運用に殺到しているため、傘下の債券運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)への資金流入が急速なペースで続いていると述べた。
べーテ氏はベルリンからのインタビューで、ピムコの年央時点での「純資金流入は約500億で、7月と8月も力強いペースで続いた」と指摘。「現在起きている力強い資金流入に非常に満足している。これは今後も続いていくだろう」と語った。
世界最大級の債券運用会社であるピムコは、顧客の債券投資意欲の回復から恩恵を受けている。ピムコのエマニュエル・ローマンCEOは先月、間近に迫った米利下げを好機と捉え、投資家が債券への投資を増やしていると述べた。
べーテ氏はまた、相場の行方に関する投資家の不透明感がアクティブ資産運用の回復につながっているとの見方を示した。
原題:Allianz CEO Baete Says Pimco Inflows Continuing ‘Strongly’ (1)(抜粋)
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