回転ずしにうれしい異変が。秋の味覚が。
色々な海の幸を味わえる「回転ずし」。
来店客(東京から)
「最高においしい」
来店客(神奈川から)
「すごく新鮮でおいしい。久しぶりに味わった」
この日、多くの客が舌鼓を打っていたのは今が旬の「“サンマ”の握り」。今年は脂が乗って味もしっかりとしたものが多いといいます。
北々亭 札幌山鼻店 上村幸輝店長
「去年は仕入れできたりできなかったりという時期が続いていたので、今年はそれに比べて安定して入って来ているので、客にも安定して常時、出していける形になっている」
ここ数年深刻な不漁が続いていたサンマ。しかし今年は…。
サンマの水揚げ量全国1位の花咲港では大型船13隻から約1000トンのサンマが水揚げ。去年の2倍ペースの量で、2019年以来の「大漁」です。
水揚げされたサンマは早速、鮮魚店に並べられました。
80グラム以下の小型のサンマは、なんと「振る舞いさんま」として無料でふるまわれました。
買い物客
「(Q.今、何匹取った?)15」
「(Q.“振る舞いさんま”はどう?)ありがたいですね」
なぜ、今年はサンマが豊漁なのでしょうか。
水産研究・教育機構 水産資源研究所 巣山哲主幹研究員
「例年に比べて日本側に近いところにサンマが多かった。そのサンマが比較的、大型のものだった」
6月から7月にかけて北海道の東の沖で行った調査では、サンマの分布量が去年に比べて約7倍増加していたといいます。
この秋は家でもサンマに舌鼓を打てそうです。
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