大手機械メーカー「IHI」は、船舶用のエンジンなどを手がける子会社が測定データを改ざんしていたと発表しました。

IHI 盛田英夫 副社長
「深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした」

船舶用のエンジンなどを製造する「IHI原動機」は、群馬県と新潟県の工場でエンジンを組み立てた後に行われる試運転のデータについて、実際に測定されたものと異なる数値を記載していたということです。

データが確認できる2003年以降、国内外で出荷した5537台のうち4361台で改ざんが確認されたということです。

IHIは「安全性への疑義は現時点で確認されていない」としていますが、今後、外部有識者による特別調査委員会を設置し、不正の経緯などについて詳しく調べる方針です。

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