セブン&アイ・ホールディングス傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂は、アパレル大手のアダストリアと衣料品の新たなブランドを立ち上げたと発表しました。
イトーヨーカ堂は、「グローバルワーク」などを手がけるアパレル大手のアダストリアと新たに立ち上げた衣料品のブランド「FOUND GOOD」を発表しました。今年7月までにイトーヨーカドーの64店舗で展開する予定です。
イトーヨーカ堂 執行役員 専門店事業部長 梅津尚宏さん
「3、40代のファミリー層が取れていないという部分が課題でございました。FOUND GOODの取り組みを推進することが、イトーヨーカ堂全体の収益構造、収益化の拡大になる」
イトーヨーカ堂をめぐっては、去年、構造改革の一貫として自社で運営するアパレル事業から撤退することを決めています。
新ブランドでは、製品の企画開発はアダストリアが行い、販売や発注量の調整はイトーヨーカドーが担うとしています。
外部企業の力を借りた新しいアパレルブランドで、これまで手薄になっていた客層を開拓し、スーパー全体の集客力を高める狙いです。
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