JRが、春の大型連休期間中の新幹線などの予約状況を公表しました。

4月26日から5月6日までのゴールデンウィーク期間中、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」は、混雑緩和や定時運行を目的に自由席をなくし、全席「指定席」となります。

JR東海によると、この期間中に東海道新幹線を利用しようと4月12日時点で全体のおよそ3割にあたる139万席の予約が既に入っているということです。

■5月3日の午前中 新大阪に向かう新幹線が混雑 

東京駅に向かう上りのピークは山陽新幹線も含め今月6日でまだ席に余裕がある一方、下りは、ピークとなる来月3日の憲法記念日の午前中、新大阪に向かう新幹線に混雑がみられるということです。

JR東海とJR西日本は、混雑する時間帯や日をずらしての利用も検討するよう、呼びかけています。

■「全席指定席」初導入の年末年始 混雑緩和の効果

ゴールデンウィークも「のぞみ」の全席指定席が導入されますが、JRによると全席指定席を初めて導入したこの年末年始では、乗客が自由席に乗るためホームで長時間待つ必要がなくなり、混雑緩和につながったということです。

「ひかり」や「こだま」などはこれまで通り自由席があります。

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