(ブルームバーグ):欧米系自動車大手ステランティスは30日、通期利益率見通しを引き下げた。自動車市場は減速している一方で競争が激化しており、同社は生産を縮小し、販売促進対策費を拡大する計画だ。
発表文によれば、今年の調整後営業利益率は5.5-7%の見通し。従来予想の2桁台から下方修正された。
ステランティス以外にもドイツのフォルクスワーゲン(VW)など、自動車メーカーの利益予想引き下げがここ最近相次いでいる。VWは過去3カ月で利益予想を2度下方修正している。
ステランティスのカルロス・タバレス最高経営責任者(CEO)に対するプレッシャーは特に厳しい。投資家やディーラー、労働組合は、販売低迷や時代遅れの米国向けラインアップ、膨れ上がった在庫について同CEOを非難している。
原題:Stellantis Cuts Outlook as Slowdown Slams European Carmakers (2)
(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
©2024 Bloomberg L.P.
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。