27日、決選投票となった自民党総裁選。1回目の投票でトップに立った高市早苗氏を逆転し、石破茂氏が自民党の新総裁に選ばれました。

 これを受け、日経平均先物は前の日の終値より2400円以上急落。“石破ショック”と呼ばれることに。

 この動きについて専門家は、市場が過剰反応していると指摘します。

ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏
「ちょっと売られすぎかなと思う。今のところ石破さんの経済政策でプラス面が、具体的なものがない。どうしてもマーケットは、ネガティブなほうに目が向かいがち。月曜日は石破ショックで、朝方は安く始まると思う」

 石破新総裁は、衆議院の解散総選挙の日程について来月15日に公示し27日に投開票を行う意向を固めました。

 今後については、次のように話します。

井出氏
「一般に『選挙は買い』と言われる。ただ投票日以降で見ると、与党第1党が議席数を大きく減らした時は、株価も下がりやすい傾向が過去はあった」

(「グッド!モーニング」2024年9月30日放送分より)

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